セルフコーチング

 

先日セルフコーチングのイベントに参加させていただいた。

すぐに実践できる事が多かった、忘れないうちに記録しておきたい。

まず、今回のイベントで定義されていた内省する目的について。

「自分を客観視した上で、現状を認める」事が一つの目的。

そうする事で、負の感情や状況を乗り越え、

状況を自分自身で改善したり、自分を知る事で可能性が広がる

という効果が期待できる。

 

イベントの中で紹介していただいた、また実際に実践したワークについて。

 

 感情ジャーナル

感情をありのままに記録する。普段なかなか表に出すことの難しいマイナスの感情も含めて、心の奥にためている感情を吐き出すためのツール。心の素直な声が聞こえるようになり、前向きな感情を持てるようになる事が目的。

最近ずっと実践しているが、気持ちがスッキリするし何より楽しい。書いてみるとこんなこと感じてたんだなぁと、気がつかなかった感情まで浮き彫りになっていく。新しい自分を見つけられる感覚がある。楽しんで続けられるといいなあ。

 

自尊心のコップ

自尊心が完全に満たされている状態を100として、どれくらい満たされているのか、満たされている、または満たされていない理由について考える、というワーク。

「〜すべき」「こうでなきゃいけない」「外の評価が気になる」「ストイック」など、外部の評価を気にする自分を内側の自分(「実は〜したくない」「私はこうありたい」という素直な感情を持った自分)がどれだけ認められているか、測るもの。

コップがあまりにも満たされていないと、挑戦できない自分になってしまう。そこまで悪い結果にはならなかったけれど、意識していないと減ってしまうと実感した。外からの評価を気にしすぎてしまわないように、そしてそれを自覚できるように気をつけて行きたいと思った。

 

自律神経を整えるために

色々な実践方法があった。大切なのは、自律神経を意識しながら実践する事だと再確認。自分の調子を自分で分かるようになる事、自分にあった方法、ペースを見つけて行く事が大切。

 

・イベントで紹介のあった実践方法

(気持ちを落ち着ける、自律神経を整える)

サウナ

ランニング

ヨガ(朝、寝る前)

花、生き物に触れる

アロマ、お香など香り

瞑想

余白の時間を作る

ブログ(アウトプット)

 

今日の話を聞いて自律神経について、ずっと悩みの種になっていたがきちんと向き合いたいと思った。まずは仕組みをもっと理解したいなあと。

自分自身のペースを把握した上で、自分にあった方法を見つけ、常に意識的に整えられるようにして行きたい。

 

好きと向き合うために

「自分の好きとどう向き合うか」についての議論。ある分野が好きだな、興味がある、この分野で活躍したいと思って入り込んでいく姿勢、好きなことを継続すること、プロとして活動する事、人と繋がっていこうとする姿勢は大切。でも、感情は変化していくものだから、自分はこの分野が好き!これにしか興味がない!という固定概念を持ちすぎてしまうのは、逆に自分の可能性を狭めてしまうよね、という意見が話し合いの中で挙がった。たしかにそうだなぁと。何かを極めて、道を変えていくことは社会で働き活動する上で、簡単な事ではもちろんないけれど、どんな仕事をしていても、事業に関わっていても、広い視点で自分のキャリアの意義を考える癖を持っておくこと、多様な角度から自分自身の仕事、取り組みの価値について考えてあげること、こだわりを持ちすぎず違う道を探す可能性、自分のキャリアをアップデートする可能性に対して常に考えを持っておくことは大切だと思った。何か違和感を感じたとき、関心のある分野や世界に触れたとき、「好き」を見つけたとき、その感情を大切にして、流さずに大切にしたい。そこで自分を変えていける柔軟な思考を持っていたいし、行動を起こして行きたい。私自身言葉にしてみると、今はそこまで自分はこれが好き!この分野の人間に絶対なりたいんだ!というのはなくて、今はとてもいい状態だなと思った。今社会に出たてでまだ自分が今どう社会に貢献しているのか?自分の立場でこれからどう社会に貢献したいのか?というビジョンがまだ明確に見えてきていないというのももちろんあるのだけど。やはり大切にしたいのは先入観なく、いろんなことに興味をもって、いい意味で気軽に、いろいろな分野の話を聞いてみたり、その分野の人と出会い共感することだと思う。そしてそこから、今まで自分には見えていなかった角度から世界を見て、視野を広げ、社会に対する問題意識をアップデートさせる。入り込んでいないからこそ、違う角度からその分野の事象や問題を考えられたり意見を言えたり、新しい自分の好きが見つかるかもしれない。好きを貫くのは素敵だけど、逆にそれが自分を苦しめてしまってはとてももったいない。好きだからこれに関わっている、好きに対するこだわり、は自分だけが分かっていればいい感情なのかもしれない。好きだからこれに関わってるんですよね、と周りに言い続けると、もしそれがそんなに好きじゃなくなった時向き合えなくなってしまう可能性もある。物事に対する感情は経験や見方、価値観の変化を通じて変わるものだと認めてあげること、そして新しいものを興味のあるものや分野をどんどん見つけていくことを楽しむ感覚、それを大切にしていきたいと思った。そして何よりそう感じた時にすぐに動ける、自分のアクションを変えていける人になっていきたいなと思った。

 

最後に

とにかくたくさんのことを学ばせてもらった。

想像以上の収穫とアウトプットができた気がする。

初対面の方々とこんなに近い距離で話すことができて、プライベートなことまでオープンにしてもらえてとても嬉しかった。こんなにも穏やかな会になるとは思わなかった。「お天気の良い芝生で日向ぼっこしているみたいだった」という感想が挙がったくらいに(笑)全員で創り上げられたイベントだったのでより充実感が残った。

なんとなく、オンラインだからこそオープンで飾らず自然体でいられたような気もして、オンラインで繋がることの新たな可能性を感じた。リアルよりもより、素でいられる、そんな感覚がした。

定期的に自分の行動を振り返り、自分自身に対する現在地の確認作業を行うためにも、アウトプットする機会を増やして、対話を繰り返していきたいと思った。

2020年も後半。自分を振り返りつつ、視野を広げてアクションを起こしていきたい。最近挑戦することから少し逃げていた自分がいたことが分かっていたから、久しぶりにこんな前向き感情を抱けるなんて幸せだなぁと。この感情を忘れずに楽しみつつマイペースに進んでいきたい。